JT 企業分析


日本たばこ産業(JT) 企業分析

日本たばこ産業(JT)概要

日本で唯一のたばこを製造、販売している企業。また、タバコ以外では食料品や医薬品なども扱っています。 代表製品では、たばこではマイルドセブンなど、食料品では冷凍食品の麺類や弁当用のおかず類など。

経営理念
「お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていく」
この4者の満足度を高めていく「4Sモデル」の追求が中長期的な利益成長、企業価値の向上につながり、4者のステークホルダーにとって共通利益となります。

http://syukatsuoen.web.fc2.com/jt.htmlより引用

日本たばこ産業(JT)事業内容

JTグループは、国内・海外たばこ事業、医薬事業、加工食品事業を中心とした事業活動のほか、社会への取り組みや企業イベント・企業スポーツを展開しています。

ではそれぞれの事業についてみていきましょう!

○国内・海外たばこ事業

JTのメイン事業といっても過言ではない国内、海外たばこ事業です。というのもJTの売上の約80%以上を占めています。近年はたばこ事業のグローバル化を積極的に推進し、現在ではJTグループとして90以上のブランドを120以上の国と地域で展開し、世界 3 位のマーケッ トシェアを獲得しています。また、日本では約 2/3 のシェアを獲得しています。

商品ラインアップとしては、「セブンスター」、「マイルドセブン」、「キャスター」等が挙げられ、これらが国内販売実績上位を占めています。

また既成概念にとらわれることなくイノベーションへの挑戦も行っており、例えば「プルーム」と呼ばれる、日本をはじめ世界の複数市場で販売している全く新しいたばこのスタイルを創出しました。これは「たばこポッド」を、火をつけることなく電気を用いて加熱し、たばこの味・香りを楽しむたばこ用具です。

今後も、長期的視野に立った投資、マーケットごとの特徴に応じたマーケティング施策の実施、品質向上の推進、営業体制やコスト競争力の強化などを着実に実行し、さらなる成長が予想されます。

○加工食品事業

加工食品事業を担う「テーブルマーク」では、これまで培ってきた技術力・商品開発力を最大限に生かすことのできる冷凍麺、冷凍米飯、パックご飯、焼成冷凍パンといったステープル(主食)を事業の柱と位置付け、より一層のおいしさづくりに取り組んでいます。調味料事業では、「富士食品工業(株)」を中心に独自技術を活用した商品を豊富にラインナップし、幅広い分野で事業展開しています。また、ベーカリー事業ではベーカリーショップ「サンジェルマン」等の展開を通じて焼きたてパンのおいしさをご提供しています。

食品事業では、2007 年に冷凍食品業界 3 位の加ト吉を買収した ことで、冷凍食品業界 2 位の地位を確立しています。

○医薬事業

医薬事業においては、バイオ医薬品に対する創薬ニーズが高まっており、主に糖・脂質代謝、ウイルス、 免疫・炎症、骨の領域で医薬品の研究開発を行い、JTの医薬総合研究所を中心に、研究開発を進めています。 JTが研究開発機能を担い、1998年に買収した鳥居薬品が製造・販売機能を担っています。

2000年には海外での開発機能を強化すべく、米国ニュージャージー州にある子会社アクロス・ファーマ社に臨床開発機能を付加し、海外での臨床開発の拠点とするなど国内外との連携も活発であります。

しかし、JTの医薬事業は医薬業界上位の会社と比較すると、研究開発費、研究者数、販売する薬品の数が少ないのが現状です。

日本たばこ産業(JT)の強み

海外市場への進出

同業他社と比べたときの特徴としては、たばこ業界自体が国内ではJTしか無いため比べることが出来ませんが、海外では現在世界3位のたばこの売上で、イギリスのたばこ会社を買収するなど、積極的にM&Aを行って世界2位に迫ろうとしているなどの規模の大きさが最大の特徴です。そのため、グローバルに働きたい人の場合は、機会に非常に恵まれやすいのでは無いかと思われます。

日本たばこ産業(JT)の社風

入社前に特別なイメージは持っていなかったのですが、入社時は研究所配属だったこともあり、物静かでマイペースな人が多いのかなと思っていました。入ってみると、にぎやかで楽しく、周りの人に対して優しい人が多くて驚きました。

http://www.jti.co.jp/recruit/fresh/rd/tobacco/staff/kamiya/index.html

大きな企業の研究所ということで堅い雰囲気を想像していましたが、とても気さくな方が多く、若手でも発言しやすい環境のため、入社年度や分野に関わらず生産的な議論ができると感じています。

http://www.jti.co.jp/recruit/fresh/rd/tobacco/staff/nanjo/index.html

前身は大蔵省専売局や日本専売公社なので他人と争うようなギスギスした社風ではなく、
上の人は下の人の意見をきちんと聞いてくれる、風通しの良い雰囲気があります。
働く場所としては良い場所だと思います。
http://jfn.josuikai.net/student/returnee/obog.interview.ntsuchiya.html

まとめ

JTといえば、名前の通りタバコのイメージがあると思いますが、それ以外に加工食品、医療と事業の多角化を推進していることが分かります。

その背景としては国内の喫煙者の低下により、タバコ事業の海外進出やタバコ以外の事業の推進を余儀なくされているといったような現状です。

社風をみてみると給料などの福利厚生が充実していることが伺えます。

JTを志願する人はフィリップ・モリスやブリティッシュ・アメリカン・タバコを相手に海外で活躍したい人が多いのかもしれませんね。

◆参考文献

日本たばこ産業株式会社(JT) 会社(JT) – 早稲田大学
http://www.waseda.jp/sem-hirota/studies/thesis/sotsuron2010-jt.pdf#search=’JT企業分析’

○転職会議:

http://jobtalk.jp/company/708_evaluate.html?source=about_evaluate_bottom

○JTホームページ:http://www.jti.co.jp/recruit/fresh/rd/tobacco/outline/cont02/index.html


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