リクルート 企業分析


リクルートグループ企業分析

・企業概要

リクルートは、誰かと誰かを結ぶ「場」を提供しています。

クライアントとカスタマー、全ての間に立ち双方にとって最適なマッチングを図る場を提供しているのが本社の事業内容です。つまり企業と人(B to C)、企業と企業(B to B)、人と人(C to C)の間にリクルートが介入しております。

その根底には「ひとりひとりのさまざまな生き方・価値観を、尊重しあい実現できる豊かな世の中を目指す」ことが挙げられます。

そのため、リクルートグループのビジネス領域は、就職(HR※)からスタートし、現在では、進学・スクール/住宅/旅行/自動車/ブライダル/グルメ・美容/介護/ライフスタイルにまで広がっています。

では次にリクルートグループの経営理念について見ていきましょう!

リクルートグループ経営理念はミッション(目指す姿)とウエイ(大切にする考え方)と以下の2つで構成されています。

◆ミッション(目指す姿)

私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。

◆ウェイ(大切にする考え方)

○新しい価値の創造

○社会への貢献

○個の尊重

となっています。

これらを実現したのが同社のサービスということになります。

・事業紹介

リクルートグループそれぞれの事業内容は以下のリンクから飛んでご覧ください。

株式会社リクルートホールディングスパートナーズ

株式会社リクルートキャリア

株式会社リクルートジョブズ

株式会社リクルートスタッフィング

株式会社スタッフサービス・ホールディングス

株式会社リクルート住まいカンパニー

株式会社リクルートマーケティング

株式会社リクルートライフスタイル

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

株式会社リクルートアドミニストレーション

株式会社リクルートコミュニケーションズ

・企業の強み

◆幅広い領域(就職から旅行、住宅など)で莫大なデータの保有

「われわれは有効で価値のあるビッグデータを持っている」(峰岸社長)。確かにリクルートといえば、就職から旅行、住宅など40もの分野で、莫大なデータを蓄積しています。ビッグデータと呼ばれるこの圧倒的情報量を活用し、個人の属性を徹底的に分析すれば、競合他社との差別化につながります。

たとえば、新築マンションを購入したいというユーザーには、最適な価格や間取り、エリアの物件をタイムリーに、瞬時に提案します。そのために専門のデータサイエンティストを数十人雇い、中には日本で数本の指に入る逸材も含まれるといいます。
(出典元:http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/)

◆個人の裁量権が大きい

一般的な日本の企業では、社員が先の読めない新しいチャレンジをしようとすると、たいてい「待った!」がかかります。銀行のように業種によっては「待った!」をかけなければ顧客から信頼を得られず、仕方のないケースもありますが、どうしても「自分で何事かを成す」スピリッツは失われてしまいます。

それとは対照的に、リクルートは社員が何かチャレンジしようとするとき、基本的に邪魔をせず、むしろ奨励します。この社員の邪魔をしないという会社方針によって「自分で何事かを成す」精神や行動がどんどんエスカレートし、最終的に会社を飛び出して独立し、自分で事業をやる人が多くなっているのです。

(出典元:http://www.kc-saiyo.com/column/backnumber/entry-927.html)

情報誌ビジネスをこれまで積み重ねており、様々な領域を開拓してきた点からブランド力が確立されていることからも個人が活躍できる環境が整っていると言えるでしょう。

◆営業力が強い

サービスの対価を生活者ではなく企業が支払う、それがリクルートのビジネスモデルのポイントであり江副モデルと呼ばれています。そしてそれを支えているのが、“モーレツ営業”などとも言われる営業力であり、他の企業と比べるとリクルートは営業のモチベーションを高める営業オペレーションが確立されており強みであります。 そのためリクルートでは、一部上場企業でも部長に、中小企業では社長にアポをとるのが慣例となっております。 そして「何を言っても結果が出なければ能書き、出てはじめて理解される」「言いたいことを1つに絞る」「売れっ子営業マンなんかいらない」「小さな成功を決して見逃すな!」「業績目標は一見すると届きそう、でも普通では届かない数値を」など、あくまでも数字にこだわる育成法を実践しております。 (参照:http://sirabee.com/2014/09/20/3266/)

◆グローバル展開に積極的

リクルートは激化する国内の人材ビジネスから海外進出を試みております。

そのため大型の企業買収(M&A)も行っており、ここでは2点程ご紹介させていただきます。

▼indeed(インディード)買収

月間ユニークビジターが1億4000万という驚異的なサイト「indeed(インディード)」を2012年に買収したリクルート。世界55カ国以上、28言語で展開している、2004年に米国で生まれたこの企業は、アグリゲート型検索モデルと呼ばれる事業を展開しています。インターネット上にある求人情報を検索エンジンが検索し、求人サイト内の求人情報はもちろん、企業のWebサイトにある求人情報なども取って来られる仕組みです。原理的には、インターネット上のすべての求人情報を検索できることになります。しかも、地球規模でであります。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1407/04/news009.html

▼豪州の人材派遣会社2社の買収

世界ナンバーワンに向けたM&Aが、本格的に動き出しました。リクルートホールディングスは1月14日、豪州の人材派遣会社2社の買収を発表しました。総額360億円を投じ、4月中旬メドで買収を完了する見通しだ。豪州の人材派遣分野で、シェア2位のチャンドラーマクラウド社を283億円で、同シェア5位のピープルバンク社を67億円で全株取得します。後者はITエンジニア領域に特化した会社です。リクルートHDにとって初の豪州でのM&Aであり、買収後は豪州でのシェアが合算7%程度となり、首位企業の8.6%に次ぐ規模となります。

http://toyokeizai.net/articles/-/58134

・社風

リクルートは本当に意見を言いやすいし、それが通りやすい環境で、そして自由です。自分が何をしたいのか、なぜこれを変えたいのか、意志をもってちゃんと説明すれば、自分がいいと思う方向に向かって進むことができる。与えられた仕事をやるのではなくて、自分で仕事をつくっていくからスキルはもちろん、人間としても成長していくことができる。常に一歩先の自分をイメージしながら仕事をしていけるというのは、リクルートの本当にいいところです。

http://recruit-jinji.jp/interview/person/13/

・まとめ

リクルートは起業することを奨励していることからも、個人各々がアントプレナーの気質をもって業務をこなしております。

また、社風を見てみてと激務なのかもしれませんが切磋琢磨できる環境であることが伺えます。

最近はM&A案件も多く、今後は海外での知名度があがることでしょう。

また、個人の裁量権が大きくITを軸に今後も新規事業を次々と生み出せる環境は社会に対して何か生み出したい!挑戦したい!といったような気質の人にとっては理想と言えるでしょう。


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