東京海上日動 企業分析


東京海上日動火災保険 企業分析

会社概要

日本の3大損保の一つ。単独では業界トップでありますが、他社の経営統合により保険収入は業界3位になっております。
代表的な商品は、海上保険で、この分野のシェアは世界最大です。他には、個人相手には、自動車保険や確定拠出年金、生損保一体型保険に投資信託など。 企業相手では企業財産保険や賠償責任保険、さらには労災保険など非常に様々な分野の商品を扱っております。

東京海上日動火災保険の企業理念は以下の通り。

『お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、「安心と安全」の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献します。』(東京海上日動火災保険サントリー 経営理念ページより引用)

事業内容

1.損害保険業

(1)保険引受

当社は、次の各種保険の引き受けを行っています。
火災保険
海上保険
傷害保険
自動車保険
自動車損害賠償責任保険
その他の保険
以上各種保険の再保険
(2)資産の運用

当社は、保険料として収受した金銭その他の資産の運用を行っています。

2.業務の代理・事務の代行

(1)損害保険業に係る業務の代理・事務の代行

当社はイーデザイン損害保険株式会社の損害保険業に係る業務の代理および事務の代行を行っています。
(2)生命保険業に係る業務の代理・事務の代行

当社は東京海上日動あんしん生命保険株式会社、東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社の生命保険業に係る業務の代理および事務の代行を行っています。

3.自動車損害賠償保障事業委託業務

当社は、政府の行う自動車損害賠償保障事業のうち、損害のてん補額の支払いの請求の受理、てん補すべき損害額に関する調査、損害のてん補額の支払い等、業務の一部を政府の委託を受けて行っています。

企業の強み

M&A案件で海外展開を加速させている

東京海上ホールディングスは、業界に10年先駆けて旧東京海上火災保険と旧日動火災海上保険の合併をしっかりと根付かせているというメリットがあり、主力事業に集中することができる環境であります。その結果他社に比べ海外展開を加速させているという背景があります。例えば 国内での圧倒的なブランド力を武器に、アメリカの中堅損保企業であるフィラデルフィア社の買収などを行った経緯があります。

今現時点での海外展開は以下のようになっています。

・海外拠点:37の国・地域、486都市
・現地スタッフ数:約29,000名
・クレームエージェント数:約250(サブエージェントを含む)

正味収入保険料は三井住友海上火災保険よりも高い

競合会社と言えば、三井住友海上火災保険があげられますが正味収入保険料は三井住友海上火災保険よりも東京海上日動火災保険の方が高いです。というのも三井住友海上火災保険の平成25年10月1日現在の正味収入保険料は、1,314,200百万円ですが、東京海上日動火災保険の平成25年3月31日の正味収入保険料は、1,966,300百万円と上回っています。

まとめ

安定を求めるなら避けたい業種のナンバー1である損保業界。今回はその保険業界の中でも3メガ損保グループと呼ばれる東京海上日動火災保険の企業分析を行いました。

東京海上日動火災保険は以前は過去トップの座を君臨していた有名な損保企業ですが、現在は他社がグループ連結したこともあって業界3位の座についています。

国内市場が寡占状態にあることもあって如何に今後グローバル案件を伸ばしていくかが勝負の岐路になるでしょう。


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