ジョンソンエンドジョンソン 企業分析


ジョンソンエンドジョンソン企業分析

企業概要

ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置く、製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業。米経済誌フォーブスの世界企業ランキングでは製薬ヘルスケア部門で世界第2位(第1位はファイザー)。

企業理念としては以下の通りです。

「クオリティ・オブ・ライフ(QOL)」の向上を目指し、安全性の高い良質な製品とサービスの提供に、全力で取り組んできました。一般消費者向け製品から、医療用医薬品、最先端の技術を利用した高度な医療機器に至る幅広い製品群は、トータルヘルスケアを実現し、世界の人々の健康を支え、皆さまとともに歩んでいます。

また、1943年の起草以来70年以上にわたって世界のファミリー企業とそこで働く社員一人ひとりの行動基準となってきた「Our Credo」という理念があります。ジョンソン・エンド・ジョンソンのたゆまない歩みの礎となり、絶えず適切な方向へと導く源泉となってきたものが、ジョンソン・エンド・ジョンソンのコア・ バリューである「我が信条(Our Credo)」です。ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業理念・倫理規定として、世界に広がるグループ各社・社員一人ひとりに確実に受け継がれており、各国のファミリー企業において事業運営の中核となっています。

事業紹介

事業領域をヘルスケアビジネスに特化するとともに、事業分野を「消費者向け製品」「医療機器」「医薬品」の3つに分けて運営しています。その結果、ワールドワイドにおける成長と同じように、日本においてもビジネスの継続した拡大を遂げており、飛躍的な成長に繋がっています。

一般のお客様向け製品

皆様の健康で快適な生活をサポートする、幅広いヘルスケア製品を提供しています。

キズのケア・衛生用品/赤ちゃんのケア/スキンケア・化粧品/オーラルケア(歯と口のケア)/コンタクトレンズ/OTC医薬品

医療機器

医療従事者の皆様のニーズにお応えする、幅広い医療用製品を提供しています。

外科手術関連領域/感染予防領域/心臓・末梢血管関連領域/整形・脳神経外科関連領域/糖尿病関連領域

医療用医薬品

世界に広がるジョンソン・エンド・ジョンソングループの優れた新薬を導入しています。

ジョンソンエンドジョンソン強み

分社分権化経営

「分社分権化経営」とは、ビジネスをマネジメントしやすいサイズに構成し、権限を与えること。比較的小さなビジネスユニットが大きな権限を持つことにより、各ユニットは、高度の専門特化、素早い意思決定に基づく環境変化への迅速な対応、革新的なイノベーションといったことを実現しています。 ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、世界60カ国275社以上の企業が、”Family of Companies”という関係で存在しています。すなわち、グループ内には子会社という概念は存在せず、ファミリー企業という概念が全ての組織に定着しているのです。グループ内の各ファミリー企業が分社分権化経営によりプロフェッショナル集団となることで、他に類を見ない成長を実現しています。

この「分社分権化経営」によるメリットは下記の通りです。

・迅速な意思決定・機動的なビジネス展開によるスピード経営
・ローカルマーケットニーズに対応したきめ細やかなブランド展開
・社員への権限委譲による人材育成の促進

また業界トップのファイザーは循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチン、稀少疾患などと幅広い疾患の薬剤を提供している会社です。 一方、ジョンソン・エンド・ジョンソンは絆創膏、赤ちゃんケア商品などの一般商品を始め、医療機器、医療用医薬品なども提供しています。ファイザーに比べ、中枢神経系、真菌症、鎮痛・麻酔、ガンの4領域のみの医療用医薬品提供となっていますが、一般商品や医療機器など多様な商品を提供することで競合企業と差別化を図り成長していくと考えられます。

まとめ

ジョンソンエンドジョンソンと言えば、バンドエイドやコンタクトレンズなどのヘルスケア製品が中心の印象があります。しかし、専門的な領域でもある医療現場への提供も行なっています。一般向けの製品から医療専門分野までカバーし、つまりヘルスケア全般において広く扱っています。また、企業理念である「我が信条」から読み取くと、責任ある立場で成し遂げたことや、リーダーシップを発揮して成し遂げたことなどをアピールするべきと言えるのではないでしょうか。

▼参考・引用文献

○https://www.jnj.co.jp/

○https://swot.jp/


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