日本ヒューレット・パッカード 企業分析


日本ヒューレット・パッカード企業分析

企業概要

スタンフォード大学の同級生だったビル・ヒューレットとデイブ・パッカードが2人で起業したのがこのヒューレット・パッカード社です。ヒューレット・パッカード社のことを略称でHPと呼ぶので以下ではHPと表記させていただきます。

まずHPといえばパソコンやプリンタを思い浮かべるでしょうか?しかしそれ以外にもサーバやストレージ、ソフトウェア、サービスなど幅広く手掛けており、ITインフラにかかわるほぼすべてをやっているといえます。

そんなHPですが、つい最近分社化いたしました。

日本HPは、2015年8月1日にエンタープライズ事業の「日本ヒューレット・パッカード株式会社」と、PC・プリンティング事業の「株式会社日本HP」に分社化した。

確認ですが、この企業分析では日本HPについて記載いたします。

まず、日本HPの企業理念についてみていきましょう!

企業理念としては

”企業文化「HP Way」を基盤に、日本HP独自のビジョンを”

です。これはHPが創立時から培ってきた独自の企業理念「HP Way」を維持しながら日本市場に根付き、テクノロジー企業として技術革新を続けることで、お客様の企業価値を高め、個人のお客様に豊かで快適な生活を提供できるように、日本HPは尽力するというものです。

ではそもそもHP Wayとは何でしょうか?

HP Wayとは創業者の一人ビル・ヒューレットが提唱した「人間は男女を問わず、良い仕事、創造的な仕事をやりたいと願っていて、それにふさわしい環境に置かれれば、誰でもそうするものだという信念に基いた方針であり、行動規範のことを指します。

では日本HPが求めている人物とはどういう人なのでしょうか?以下に挙げてみます。

  • 過去の経験にとらわれず、変化に適応して、柔軟に対応できる人
  • 変化をすばやく察知して、行動し、チャンスとして捉えることができる人
  • 常に自己を磨き、向上させようとする意思のある人

そして、最後に忘れてならないのは「仲間に信頼と尊敬を持って働ける」ことです。 これはHPの価値観の基礎となるものです。このような人材にとって、日本HPは働きやすく、能力を存分に発揮できる環境のある会社となっているようです。

事業内容

事業内容としては以下のものが挙げられます。

事業内容 コンピュータ、コンピュータシステム、コンピュータ周辺機器、ソフトウェア製品の開発・製造・輸入・販売・リース・レンタル及びサポート

その中でピックアップしてみていくことにしましょう!

メールサーバ

携帯電話のメールサービスは携帯電話は欠かせない存在となっていると思いますが、その中でもメールは特に使うものでそこにHPの製品とサービスが関わっています。具体的には、メールというのはAさんからBさんへと直接送られるのではなく、一度メールサーバと呼ばれるITインフラを通して送られます。直接目に触れるサービスではないかも知れませんが、HPはそのメールシステムを構築し、携帯大手3キャリアへ提供しております。ですから、皆さんが送信するメールのほとんどは、実はHPのサーバを通って、相手の携帯電話に届いているということです。

MVNO(HP Mobile Broadband)

同社ではノートPCに、FOMA対応通信モジュールとSIMカードを組み込んでいる「HP Mobile Broadbandモデル」を2009年9月より提供しています。これはNTTドコモのFOMAハイスピード網を使い、同社が仮想移動体通信事業者(MVNO)としてパソコンだけでなく、通信回線も合わせて提供しているということになります。FOMAハイスピードを利用したMVNOのため、エリアや通信速度も、FOMAハイスピードエリアに準じ、エリアは人口カバー率100%、通信速度も下り最大7.2Mbps、上り最大5.8Mbpsです。利用料金はプリペイド方式を採用し、1分10円という時間制の課金となります。

事業の強み

縮小する市場の中では圧倒的な存在感を発揮しており、サーバー、ストレージ、ネットワークでも順調に成長している。特にネットワークは、今後大きな成長が見込める分野の一つでありHPの事業の強みということができます。

社風

○「外資だから、社員は若くて、ガツガツ働いて……」と思われがちではありますね。しかし実際のところ、HPは社員の平均年齢がほかのIT系の企業よりも高いと思います。平均勤続年数もかなり長いですね。普通の、いわゆる外資系企業とはちょっと雰囲気が違うかもしれません。

○全般的にどの部署も優秀な人が多く、学歴にしても過去の経験にしてもしっかりとしている。しかし、グローバルの方針で給与が上がらない仕組みになっており、給料の安い若い優秀な人がそうでない年配の人の分まで働くという状態が改善されないため優秀な人ほど辞めていってしまう。年配の人もある程度上がるとリストラが待っているので安心できない。

○正社員も非正社員も有休は取りやすい会社でした。「家族が風邪をひいたので病院に連れて行く」等という理由でも許可が出ていました。正社員では無かった為、どこまで手当が出ているのかは不明ですが本社にはカフェテリアもあって、お昼は多少手頃な値段で食べられたり
定期的なイベントもそこで行われたりしていました。正社員は勤続数年ごとにリフレッシュ休暇という長期休暇も付与される為福利厚生は良い企業だと思いました。

まとめ

ハードウェア市場は、クラウドがメジャー化するにつれ間違いなく縮小していくことが予想されます。しかし、その限られた市場ではまだまだHPはシェアを多く占めているため、競合が脱落(IBMなど)していく中で、まだまだ存在感を発揮し続けるでしょう。

▼参考文献

○http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0906/01/news117.html

○http://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000G22E&q_no=9

○http://jobtalk.jp/company/4174_evaluate.html


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