味の素 企業分析


味の素企業分析

企業概要

日本を代表する大手食品メーカー。現在食品業界で日本一の売上を誇ります。調味料の他に、健康食品や化粧品、衣料品なども製造している他、乳酸菌飲料で有名な㈱カルピスや、スープやレトルト製品などを販売している㈱クノール食品の親会社でもあります。代表製品は、調味料分野は味の素やほんだし、健康食品分野はアミノ酸を使用しているアミノバイタル、化粧品分野はJino、医療用食品分野はメディエフなど。

味の素の企業理念は以下の通り。

味の素グループ理念:

私たちは地球的な視野にたち、”食”と”健康”そして、”いのち”のために働き、明日のよりよい生活に貢献します。

味の素グループWay:

・Create New value 新しい価値の創造 独自性のある技術とサイエンスに基づき、新しい発想と継続的革新で価値を創造します。

・Pioneer Spirit 開拓者精神 新しい事業、新市場の開拓に常に挑戦し続けます。

・Social Contribution 社会への貢献 常に謙虚で誠実な態度で社会の要請を受け止め、事業活動を通じた社会的な価値の最大化を目指します。

・Value People 人を大切にする 味の素グループの事業に参加する全ての人の人間性を尊重し、その人が成長し、能力を最大に発揮できる集団になります。

次に事業内容の紹介に移らせていただきます。

事業内容

グローバル健康貢献企業グループを目指して

味の素グループは、常に地球的視野に立ち、「食」と「健康」そして「いのち」のために働く『グローバル健康貢献企業グループ』を目指し、今世紀の人類の課題である「地球の持続性」「食資源の確保」「健康な生活」の解決に貢献していきます。アミノ酸をコアに「食」「バイオ・ファイン」「医薬・健康」の三つの分野が重なり合いながら拡大する、世界に類を見ない食品企業グループとして、三つの輪の重なりを更に大きくすることで更なる成長を目指し、『グローバル健康貢献企業グループ』の実現を目指していきます。

食品事業

『食品・アミノ酸系の日本から出発した世界企業』を目指す味の素グループの基幹事業です。1909年にうま味調味料「味の素」を発売。以降、1935年に油脂、1962年にスープ、1968年にマヨネーズ、1972年に冷凍食品、1973年にコーヒー、1980年に乳製品と、その事業領域を拡大してきました。食品事業は、外部資源を積極的に導入し、味の素グループ独自の技術・ノウハウと融合させて展開してきた分野が多いのが特徴です。海外展開も早く、創業まもない1917年にニュ-ヨ-ク事務所を開設し、「味の素」を主力製品としてスタートしました。現在「味の素」は世界100以上の国や地域で販売されています。

バイオ・ファイン

味の素グループは、世界一のアミノ酸メーカーとして高品質のアミノ酸の独創的な製法・利用法の開発を通じて事業領域を拡大し、医薬用・食品用アミノ酸、医薬中間体、甘味料、化成品などのバイオ・ファイン事業を展開しています。

・うま味の発見とアミノ酸の可能性

味の素グループの事業は、1908年、池田菊苗博士によって昆布だしの味がグルタミン酸(アミノ酸の一種)であることが発見されたことに端を発します。このグルタミン酸を原料としたうま味調味料が「味の素®」であり、1909年に商品化され一般発売がスタートしました。また、この味は「うま味(umami)」と名付けられ、現在は甘味・塩味・酸味・苦味に加えた5つめの基本味として世界で認知されています。

医薬・健康

味の素グループの医薬事業は、医薬用アミノ酸の製造・供給から始まりました。1981年に医薬品第一号であるアミノ酸をベースにした成分栄養剤「エレンタール」を送り出して以来、さまざまな医薬品を開発・上市し拡大してきました。同事業は現在、味の素グループの基幹事業の一つとして位置付けられています。

味の素の強み

アミノ酸に関する技術力

アミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)の技術では、世界最高峰。微生物の働きを利用した発酵(発酵法)でアミノ酸を生産している。

味の素は、食品企業であるのはもちろん、世界有数のアミノ酸技術を持つバイオテクノロジー企業でもあります。食品やバイオ・ファイン、医療、健康などをはじめとする幅広い事業分野を展開しており、130以上の国・地域で製品が販売されています。最近ではアミノ酸発酵技術を利用して化粧品開発にも進出を果たしました。食から始まり、アミノ酸、医薬品まで事業を広げた食品会社は世界に類がないと考えていいでしょう。

まとめ

味の素と言えば、食品メーカーというイメージが強いかもれませんが、実は幅広い事業を展開しています。理念・経営ビジョンからわかるポイントは、「食」だけでなく、栄養、美容、医療を含めた人々の「健康」と「いのち」を支えていこうという味の素の高い志です。世界有数のアミノ酸のリーディングカンパニーとして活躍する味の素は、「世界各地の発展に寄与する責任感」と、「新たな価値を創造する挑戦心」を持った人を求めているのではないでしょうか。

▼参考・引用文献

○http://www.ajinomoto.com/jp

○https://swot.jp

○https://iroots.jp/rooter/9028

○http://jobtalk.jp/company/660


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