【正しい選択など存在しない】人生で直面する難しい選択の仕方【TED】


人生で直面する難しい選択の仕方【TED】

人生で直面する難しい選択の仕方【TED】

皆さんがこれから下すであろう、難しい選択を思い浮かべてみてください。就職や転職、結婚、家選びなど、人生には難しい選択をしなければならない瞬間が何度もありますね。そんな時、皆さんはどのように選択をしていくでしょうか?

今回は、そんな「選択」に関する興味深いTEDスピーチの内容のまとめをご紹介します。スピーカーはルース・チャンという哲学者です。彼女自身、弁護士の道か哲学者の道かで悩み、最初は弁護士になりましたが、今は哲学者として生きています。

最良の選択などない

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まず彼女は、最良の選択などないという話をします。これはどういうことかと言うと、「今悩んでいる選択は、どちらかが絶対に正しい選択であるはずなのに、自分の頭が悪いからそれを見つけられていない」という考えはやめましょうということです。

どちらの選択をしても必ず良い面と悪い面があり、総合的に比較するのが難しいから悩むわけです。片方が絶対的に正しいのであれば、そもそも選択に悩むことはありません。

同じ尺度で測れない「互角な選択肢」

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例えば、A,B二つの橋の長さを比べることを考えてみましょう。この時起こる結果は「Aが長い」、「Bが長い」、「どちらも同じ長さ」の3通りでしかありません。橋の長さは、「◯◯メートル」のように、実数という尺度で測れるから3通りに必ず分類できるのです。

しかし、難しい選択肢では「互角」という4つ目の関係性を加える必要があると彼女は主張します。私たちが人生で選択していくことは橋の長さのように実数では表わせません。例えばお金と時間。お金があれば好きなモノを好きなだけ買える。時間があれば趣味や友人との時間をたくさん過ごせる。どちらを選ぶかで悩む時、それらの選択肢は自分の中の価値や重要度は同じですが、内容が全く異なるため、選択するのが難しいのです。

選択することで、本来の自分に近づく

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ではどのように選択していくべきか。最良の選択は存在しないので、選択の理由を外に求めても正解はありません。自分の内にある理由を探しましょう。

自分はどんな人間になるのか、なりたいのか、そのように選んだ難しい選択には必ず理由があり、その理由には、自分がどこに主体性を置くかや何を目指すかが表れます。つまり、難しい選択を経験することでなりたい自分に近づけると彼女は言います。

そして、彼女は「難しい選択は決して苦悩や不安の元などではなく、人間が生きる上での特別なことを称え喜ぶ貴重な機会である」と言い、難しい選択の局面こそが、私たちの本来持っている個性を引き出すものであるというメッセージを伝えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何かを選ぶ時「どの選択が一番正しいのか」を考える人はとても多いと思います。しかし、そうではなく、内なる自分と向き合い、「なりたい自分に一番近づける選択肢は何か」という観点で考えてみてはいかがでしょうか?そうして自分の心に素直に向き合い選ぶからこそ、その道にパワーを持って進んでいけるのだと思います。

動画はこちらです。