【社会問題を解決するために】6人の日本人社会起業家


【社会問題を解決するために】6人の日本人社会起業家

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社会起業家。最近よく耳にするようになった言葉ですが、社会起業家とは、社会問題を認識し、その問題を事業により解決する人のことを指します。ビジネスの起業家は主に「どれくらいの利益を上げられたか」で実績を計りますが、社会起業家は「どれくらい社会に影響を与えたか」で計ることが多いです。

世界では、グラミン銀行の創設者であるムハマド・ユヌス氏や、マイクロソフトを辞めてRoom to read を起こしたジョン・ウッド氏が有名ですが、日本からも多くの社会起業家が生まれています。今回はそんな日本の社会起業家をまとめました。

TABLE FOR TWO 小暮真久氏

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出典  http://www.hitachi-c-m.com/

マッキンゼー・アンド・カンパニー、松竹株式会社を経てTABLE FOR TWO を立ち上げた小暮真久氏。彼の起業したきっかけは、経済学者ジェフリー・サックスとの出会いに衝撃を受けたことだったそうです。

TABLE FOR TWOは直訳すると「二人の食卓」。先進国の人々と、開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うことをコンセプトとしています。

対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円(途上国の給食一食分)の寄付金がTABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子供の学校給食になるというプログラムを実施しており、社会起業家のロールモデルとしている人も多いそうです。

マザーハウス 山口絵里子氏

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出典 http://www.securite.jp/

大学時代にバングラデシュへ行き、途上国の現実に衝撃を受け、そのままバングラデシュの大学院に入学した山口絵里子氏。彼女が24歳で立ち上げたのがマザーハウスです。

マザーハウスは、「途上国」という言葉でひとくくりにされた場所にも素晴らしい資源と可能性があることを伝えることをミッションに掲げ、その国にある、人や資源のよさを最大限にいかしたデザインのバッグを提供しています。

メディアにも数多く取り上げ話題となり、日本で店舗数を着々と伸ばしています。

e-Education 税所篤快氏

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出典 https://readyfor.jp/

中高生時代から「教育」に対して問題意識を抱いていた税所篤快氏が、自身が大学受験時代で受けていた「DVD授業」を途上国で応用できないかと考え、立ち上げたのがe-Education プロジェクトです。

「世界の果てまで、最高の授業を!」をコンセプトに掲げ、DVD授業を用い、

多くの途上国の教育を変革している。2013年までに50人以上の貧しい高校生が、e-Educationを利用して難関大学へ進学している。

ティーチ・フォー・ジャパン 松田悠介氏

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出典 http://www.gsctokyo.com/

日本大学を卒業後、体育教師として中学校に勤務していた松田悠介氏。その後、千葉件市川市教育委員会 教育政策課 分析官を経て、ハーバード教育大学員修士課程へ入学します。卒業後は、外資系コンサルティングファームで人材戦略に従事し、Teach for Japan準備解の創設代表者となります。

Teach for Japanは、リーダーシップを備えた教師を育成・輩出することで、すべての子どもたちが、「夢中になれる力」「考える力」「チームで達成する力」などを身につけ、正解がない中で、新しい時代を切り拓ける教育を目指しています。 具体的には、様々な教育課題を抱える地域に、成長意欲が高く情熱のある学生や社会人を教師として配置することで、子供たちの学力や学習意欲の向上などを図る活動をしています。

かものはしプロジェクト 村田早耶香氏

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出典 http://news.infoseek.co.jp/

大学在学中、東南アジアNGO訪問時に「売られる子どもの問題」の深刻さを知り、村田氏が仲間と共に、世界の「売られる子どもの問題」をなくすために立ち上げたのが「かものはしプロジェクト」です。

主にカンボジアとインドで活動しており、子どもを買う人を逮捕する「警察支援」や、大人に仕事を、子どもに教育を提供する「コミュニティファクトリー経営」、売られてしまいそうな子どもを保護する「孤児院支援」などを行っています。

ビッグイシュー 佐野章二氏

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出典 http://www.cut-jp.org/

大学卒業後、映像制作会社、大学の学生部勤務、都市計画コンサルティング会社勤務を経て独立し、地域調査研究所を設立。ホームレス支援雑誌『ビッグイシュー日本版』を創刊し日本代表に就任した佐野章二氏。

ビッグイシューは、ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。ホームレスの人がビッグイシューという雑誌を売り、売上の一部がホームレスの人の収入となります。紙面は、国際記事、リアルライフ(国内特集)、バックビート(音楽、映画など)、TBIサーカス(販売者ストーリーなど)の4部で成り、様々な世代の人々に読まれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

社会起業と一口に言っても、抱えている問題意識は皆様々で、事業の内容もそれぞれ全く異なりますね。問題が山積みな現代社会、これからも「社会を変容させる強い意志」を持った社会起業家が数多く現れるでしょう。