【安心感を与えられるのがリーダーである。】サイモン・シネック氏の語る優れたリーダー像とは


【安心感を与えられるのがリーダーである。】サイモン・シネック氏の語る優れたリーダー像とは

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皆さんは、どんな人が優れたリーダーなのか考えたことはありますか? 今の会社の上司は優れたリーダーですか? また、今リーダーの立場にある人は、自分は優れたリーダーになれているでしょうか?

今回は、経営理論家のサイモン・シネックのプレゼンテーションをご紹介します。彼は、優れたリーダーとは、「従業員を安心させられる人、スタッフを信頼の輪の中に引きこむことが出来る人」だと主張します。

 人が力を最大限に発揮できる環境とは

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彼は、人が最大限に力を発揮するためには、組織の中で安心を感じることが必要だと言います。つまり、上司への恐れや、リストラへの不安は個のパフォーマンスを落とし、結果的に組織の力を弱めてしまうということです。

なぜなら、組織は生存するために外的要因と戦わねばならないからです。5万年前、人間が社会性を身につけ、組織として天候や資源不足、野生生物といった外の敵と戦いました。この時必要だったのは、自分の所属する場所が安心・安全の場であるという意識であり、組織の内部にも敵がいたら、そちらにも気をつけなければなりません。自分の安全が確保されると感じられて初めて、人は安心して夜も眠ることが出来、外の敵に集中して戦えたのです。

そして、現代においても、不安定な株式市場、ライバル会社、自然災害など、外には形を変えて様々な危険が存在しています。そして、組織が安心・安全の場となることで初めて、外の敵に100%集中して戦えるのです。

安心できる組織に必要なこととは

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安心できる組織を作るのに必要なのは、「信頼と協調」です。組織の一人一人がお互いを信頼し、協調することで、人は安心できると彼は主張します。そして、信頼と協調は感情なので、「私を信頼してくれ」という言葉で生まれるものではありません。

この「信頼と協調」が自然と生まれる環境を作れる人間こそが、優れたリーダーだと、彼は主張します。

優れたリーダーになるためには

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彼は、組織の中で親のように振る舞える人間こそが、優れたリーダーだと主張します。親が子どもに機会と教育を与え、必要なら罰するように、リーダーは部下を教育し、機会を与え、時に罰しなければなりません。

そしてリーダーは、時に自分を犠牲にしてでも部下の安心・安全を守らなければなりません。いざというときに部下を裏切るようなリーダーの元では、部下は信頼関係を築くことができず、安心して力を発揮することができません。

部下は上司を信頼することで初めて、上司の思い描くビジョンのために血や汗や涙を流して頑張ってくれるのです。そしてそのような組織では、「どうしてその人のために自分の血と汗、涙を流そうとするのか?」と質問すると、誰もが「立場が逆なら私のためにそうしてくれるはずですから」と答えます。このような組織でこそ、人は心から働きたいと思い、力を発揮できるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

彼は、リーダーとは立場ではなく、選択で決まるといいます。立場は低くても、周りに安心を与えられる人間はリーダーなのです。このプレゼンテーションを観て、組織の中での自分の振る舞いを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

動画はこちらです。