東京だけじゃない!福岡のスタートアップ事情が熱い3つの理由


福岡のスタートアップ事情が熱い3つの理由

福岡のスタートアップ事情が熱い3つの理由

いま福岡での起業が大変な盛り上がりを見せているのをご存じですか?

福岡から輩出された起業家にはソフトバンクの孫正義社長や堀江隆文氏、家入一真氏などがおり、もともと起業色の濃い地域ではありますが、ここに来てさらにスタートアップが活性化しています。

今回は、なぜ福岡でスタートアップが活性化しているのか、その理由に迫ります。

福岡市で起こっている3つのこと

2014年3月に福岡市は国家戦略特別区域に選ばれました。これは、産業における国際競争力の強化、国際的な経済活動を促進するための拠点の形成が必要、との観点から様々な特例が認められる制度です。

その中でも福岡市は「グローバル創業・雇用創出特区」という区域名で呼ばれ行政の麺からビジネスしやすい環境や風土を作ることを目指して取り組んでいます。これが福岡市で今、様々なスタートアップが生まれていることにつながっているのです。

1.起業支援【法人税】

02

様々な支援がある中で最も大きいのは法人税の軽減です。創業5年以内のベンチャー企業を対象に福岡市では法人税を17%まで引き下げています。さらに2014年5月には15%台まで引き下げる規制緩和策を国に求める方針を固めました。

もし実現すれば通常の法人税が35.38%であるのに対して半分以下の税率になります。

2.起業支援【資金】

創業支援資金のうちスタートアップ資金として、福岡市内で開業予定または開業後6か月以内で個人が申し込む場合、保証人不要で最大1,000万円まで融資を受けることができます。

また経済産業省による「産業競争力強化法」に規定される「特定創業支援事業」の認定を受けた場合には融資額が1,500万円まで増額されます。

創業支援資金にはスタートアップ資金以外に分社化資金制度もあります。

すでに福岡市内で事業を行なっており、福岡市内で分社化する際に利用できる融資制度ですが、こちらの融資限度額も1,500万円までとなっています。

この様に行政から資金調達するという選択肢もあるのが福岡市のスタートアップ界隈が活性化している要因といえるでしょう。

3.起業支援【相談】

TSUTAYA BOOK STORE TENJINの3階の一角に、スタートアップカフェという場所があります。

無料wifiや電源設備があるのはもちろんのこと、TSUTAYAの店内の一部となっているため、気軽に入りやすいのが特徴です。

ここではスタートアップをしたい人だけでなく、スタートアップ企業で働きたいという人も一緒に交流することができるのが特徴です。

また、スタートアップカフェでは交流するだけではなく、コンシェルジュと呼ばれる運営者が中心となって起業に向けた具体的な情報提供を行なってくれます。たとえば、

・補助金や助成金に関する情報提供

・支援者と創業者とをつなぎ合わせる人脈の支援

・起業に関するスキルアップセミナーの開催

・実際に起業した体験談セミナーの開催

といった企画を立ち上げて、起業したい人を全力で応援してくれます。

これから成長しそうな福岡のスタートアップ5選

スタートアップといってもいろいろな会社があります。今回はその中から特に注目すべき5つの企業を紹介します。未来のAppleのポジションに立つ会社がもしかしたら福岡市から誕生するかもしれません。

創業者一覧を利用すればどんな会社があるのか調べることができます。

1. AURAL SONIC株式会社

1. AURAL SONIC株式会社

AURAL SONICという音空間のトリートメントができる調音パネルの開発・提供を行なう会社です。

調音パネル設置すると壁からの反射音・残響音をカットし、適切な音環境にすることができます。これを設置することで難聴者にとって聞き取りやすい環境を作ることができたり、コールセンターに設置することで騒音除去して音声聴取妨害による聞き取りにくさが改善できたりする、という効果があります。

そのため、ミュージシャンだけでなく美術館やアカデミー賞授賞式でも活用された実績があります。

AURAL SONIC株式会社

http://www.auralsonic.co.jp/

2.株式会社晴天(あおぞら)

2.株式会社晴天(あおぞら)

株式会社晴天は葬儀会社専門の人材派遣会社です。

葬儀における専門的な研修を受けたスタッフを派遣するだけでなく、深夜のコールセンター代行業務も行っています。

葬儀会社にとって深夜の電話受付にかかるコストは、深夜の当直代として人件費が余分にかかっているのが現状です。こんなニーズに着目した葬儀ビジネスは、今後ますます成長が望めるのではないでしょうか。

株式会社晴天(あおぞら)

http://www.aozora-inc.jp/index.html

3.株式会社TASプロジェクト

3.株式会社TASプロジェクト

GO試験と呼ばれるグアノシン酸化誘導試験によって、水や土壌、空気といった環境や、食品、医薬品、化粧品、農薬、廃棄物などのGO指数分析を行なっている会社です。

GO試験を通じて食材や飲料水の抗酸化能や酸化誘導体の検証を行なうことができる他、浄水器の活性酸素除去能力の検証や、循環水のレジオネラ対策の効果を検証することができます。

高齢者向けの介護施設や医療機関など衛生環境の意識が高くなる施設に向けて、安定した収益を上げ続けられる大切な分野のスタートアップです。

株式会社TASプロジェクト

http://www.tasproject.com/index.html

4. 株式会社クロスエイジ

4. 株式会社クロスエイジ

農業における問題点をすべて解決する会社です。

農業において消費者が求めるレベルは多種多様です。食の安全もさることながら、購買方法における流通形態などもさまざまな価値観が形成されています。農業に関する経営を、それぞれの価値観のマーケットで確立し魅力あるものにしていく事業を展開しています。

また既存の農協システムを開拓し、販路拡大や共同販売などの農業ネットワークの拡大を行なう他にも、大手スーパーのような大規模流通と地産地消の小規模流通のあいだにある「中規模流通」に着目し、販路開拓事業にも力を入れています。

株式会社クロスエイジ

http://www.crossage.com/index.htm

5. 株式会社パナックスメディア

5. 株式会社パナックスメディア

紙製品事業や写真関連商品の販売事業、ソーラー電子の活用アイディアを発案する会社です。

ですが営業内容を見てみると不動産業、広告代理店業、クリエイティブデザイン事業など多方面に活動している事がわかります。

この会社の製品で特に注目すべきは「ECOワンワンペーパー」です。この袋を使うとペットのフン処理をするときに袋ごとトイレに流せるようになります。例えば、旅行などの時に持って行くとどこでもペットのトイレを気にする必要がなくなります。

一見地味ですが、ペットを飼ったことがある人が気軽に遠出できるようになる、という人々の講堂を変える可能性のある事業ではないでしょうか。

株式会社パナックスメディア

http://www.panaxmedia.com/

まとめ

2015年はどんな仕事をしていたいですか?

もし、今よりもっとチャレンジがしたい、と考えるならスタートアップはお勧めです。そんな時、東京都内だけでなく福岡などの地方都市のスタートアップも検討してみてはいかがでしょうか?

東京とは違った面白い会社を見つけることができるかもしれません。