【これまでの常識を覆す!?】目標は人に言わずにおこう【デレク・シヴァーズ】


【これまでの常識を覆す!?】目標は人に言わずにおこう【デレク・シヴァーズ】

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出典 http://www.ted.com/

目標達成に関する話で必ず出てくる、「目標を人に話すということ」。目標を人に話すことで、自分で引っ込みがつかなくなり、現実感を持つことが出来るとされ、目標を人に話すことは、一般的にはおすすめされています。

しかし、目標は言わないほうが良いという意見も実は存在します。今回は、そう主張する、デレク・シヴァーズのTEDスピーチをご紹介します。

現実感を持つことはメリットだけではない

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出典 http://consciouslifenews.com/

人に目標を話すことで現実感を持つことが出来ると、上で書きました。一見、現実感を保つことは良いことのように思えますが、実はこれにはデメリットも存在すると彼は主張します。それは、目標を口に出すと現実感を持つようになるが、近づいてはいないのにゴールに近づいた気になってしまうということです。

つまり、目標を周りに言うと、達成したいことはまだ実現していないのに、あたかも実現したかのような錯覚を覚えてしまい、必要な努力を実際に行う動機が低下してしまうのだと彼は言います。これが、目標を話すことのデメリットであると彼は主張しています。そして、彼はこれを証明する、ピーター・ゴルウィツァーという人の実験結果を紹介します。

シヴァーズの主張の根拠になる実験

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彼が紹介する実験では、163人がテストを受けます。その実験では、まず各人が個人目標を紙に書き、半分の人はみなに無かってそれをやると宣言し、もう半分は口外しません。そして、その後45分間を与えられ、その目標を達成するための作業をしますが、好きな時にやめて良いと言われます。

すると、目標を言わなかった人たちは、45分間を使いきり、考えますが、口外した人は平均で33分したら辞めてしまいます。しかも、言わなかった人たちは、目標の実現までまだ遠いと話し、口外した人たちは、ゴールにずいぶん近づいたと話したそうです。

つまり、目標を口外したことにより、それに対する努力の量が減ってしまい、にも関わらず目標には近づいたと錯覚してしまうのです。

では、どうすればよいか?

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シヴァーズは、目標を人に言いたい誘惑に抵抗しましょうと言います。社会的に認められることは気持ちが良いものですが、それで実行力が落ちてしまったら何の意味もありません。

仮にどうしても言わなければならないような状況になったら、言い方に工夫しましょう。例えば、「今度のマラソン大会で走りたいから 週5日トレーニングしなきゃいけないんだ サボっていたら喝を入れてくれない?」など、自分が実行することを守れるような言い方をするよう彼は主張します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現実感を持つことの、思わぬデメリットを紹介する彼のプレゼンテーションは、新しい発見を与えてくれる興味深いものですね。

現実感を持っても、努力を怠らないよう気をつけられるのであれば、周りに言うのも良いと思います。皆さんも、自分がどっちのほうが向いているかよく考えて、人に言うか言わないかを判断してみてはいかがでしょうか?

動画はこちらです。