【頭の良さは関係ない!?】アンジェラ・リー・ダックワースの語る「成功のカギ」とは【TED】


【頭の良さは関係ない!?】アンジェラ・リー・ダックワースの語る「成功のカギ」とは【TED】

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出典 http://www.ted.com/

皆さんは、人が成功するために必要な能力と聞くと、何を思い浮かべますか?

コミュニケーション能力やIQ、健康であることなど、様々なものを考えると思いますが、一番大切なことは「やり抜く力」であると、アンジェラ・リー・ダックワースは言います。

今回は、彼女のTEDトークをご紹介します。

教師になって気付いたこと

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彼女はかつて、経営コンサルタントとして働いていましたが、退職し、教師になりました。彼女は最初、ニューヨークの公立中学校で1年生に数学を教えていましたが、そこで彼女が衝撃を受けた事実が、「IQだけが優等生と劣等生の違いではない」ということだったそうです。つまり、それほどIQが高くなくても成績が良い生徒もいれば、IQが高くても成績のあまり良くない学生がいました。

彼女はここから、学校や人生で上手くやれるかどうかが、どのような能力にかかっているのか気になり、大学院へ行き、心理学者になります。

成功のカギを探る研究

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彼女は大学院で、様々な事例を通じ、誰が成功し、その理由は何かということを研究しました。陸軍士官学校でどの士官候補生が陸軍訓練に残るか、全国スペリングコンテンストでどの子どもが競争で勝ち残るか、教育困難な地区で働く新米教師の中で、誰が最後まで残り、最も生徒の成績向上に寄与できるのか、企業の中で、どの販売委員が仕事を続け、一番お金を稼ぐかといった事例を研究し、彼女は一つの結論にたどり着きます。

それは、「成功を左右する大きな特徴は、物事をやり抜く力である」ということです。やり抜く力とは、短期のスパンで何かを徹底的にやり抜くこと。そして超長期的な目標に向けた、情熱や忍耐力、そしてスタミナがあることでもあり、明けても暮れても、自らの将来に拘るということです。

やり抜く力を育てる「成長思考」

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彼女は数年前に、シカゴの公立学校でやり抜く力に関する研究を始めました。しかし未だに、やり抜く力についてわかっていることは少ないと言います。才能とやり抜く力は違うということはわかっていますが、どのようにやり抜く力を育てるかは未だ不明です。

現段階で、やり抜く力を育てるのに最も良いことは「成長思考」と呼ばれる、スタンフォード大学のキャロル・ドウェックが見出したものだそうです。これは、学習する能力は決まったものではなく、努力によって変えられると信じることであり、子どもたちを育てる上で、これはとても大切なことです。子どもたちは、失敗は永続的ではないと信じていれば、失敗に対してより辛抱できるようになり、失敗をバネに成長できるのです。

今、やり抜く力を育てるために必要なことは不明ですが、そんな現状に諦めずに大人である私たちが、やり抜く力がどのようにして培われるかを解明することを「やり抜くこと」が必要であると言い、彼女は今も日々研究に勤しんでいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

後半は、子どもたちのやり抜く力に関する話が多いですが、この「やり抜く力」の大切さは、社会人の多くが実感することではないでしょうか?

どんなに学歴が良くても、社会に出て結果を出せない人もいれば、学歴はそこそこでもどんどん結果を出して出世していく人もいる。この差は、その人がどれだけ仕事にコミットし、結果を出すまで諦めないかにかかっていることが多いですね。

何かをする時、すぐに諦めるのではなく、結果が出るまでやり抜くこと。これが成功のカギであることをこのTEDトークは教えてくれます。

動画はこちらです。