【人と違ったままであれ】アカデミー賞授賞式で大きな反響を呼んだ脚本家のスピーチ


【人と違ったままであれ】アカデミー賞授賞式で大きな反響を呼んだ脚本家のスピーチ

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先日、アメリカ、ロサンゼルスで開かれた、第87回アカデミー賞授賞式。

アカデミー賞授賞式の受賞シーンでは、受賞した俳優や映画監督などがスピーチをすることで有名ですね。今年も素敵なスピーチがたくさん生まれました。

そして今回は、その中でも最も大きな反響を呼んだ、脚色賞を受賞したグレハム・ムーアのスピーチをご紹介します。

以下、GENXYから引用

「皆さんありがとうございます!映画の主人公、アラン・チューリングは、このような舞台で表彰されることはありませんでした。でも、私は今立っています。これは不公平ですよね。なので、短い間だけどメッセージを伝えたいと思います。」

「私は16歳の時、自殺未遂をしました。自分は人と違っていると思っていたし、いつも居場所が無かったんです。でも、私は今このステージに立っています。」

「かつての自分がそうだったように、この映画を、そういう子供たちに捧げたい。自分は変わり者で居場所がないと感じている若者たちへ。君たちには居場所があります。そのままで大丈夫。輝く時が来るんだから。そして、いつか君がこのステージに立つ時がきたら、このメッセージを次につなげて欲しい。受賞できて嬉しいです、本当にありがとう。」

彼は、10代の頃からうつ病と闘っていたそうです。そして、スピーチにあるように、自分の居場所がないことを苦に自殺をしようとした経験を語ります。

その経験を語った後彼は、かつて居場所がなかった自分がステージの上で輝けたように、変わり者で、今居場所がないと感じている人にも居場所はあり、そのままで大丈夫だと伝えます。

世の中では、そして日本では特に、「周りと同じであること」が大事だとされ、変わった人は叩かれる傾向が強くあります。そして、変わった人の多くが、彼の言うように自分の居場所がないと感じ、その個性を無理やり封じ込めて社会に埋もれていってしまいます。

しかし、世界で大きな偉業を成し遂げた人々を思い出してみましょう。エジソンやアインシュタイン、スティーブ・ジョブズなど、成功を収めている人には強烈な個性を持っていて、少し変わっているとされる人が多く存在することに気づくと思います。

今生きている社会に迎合し、無理やり自分を変えても、世の中を変えることは出来ません。世の中に変革をもたらす人は、今の社会に自分を合わせるのではなく、変わっていると言われても強い意思を持って、ありのままの姿で生きていける人ではないでしょうか。

変わっていると言われる人が自分の居場所を見つけ、そのままでいることで、いつかは輝ける。そういう人が増えて欲しい、そして、変わっていると言われ、叩かれ、埋もれそうな人に勇気を持って欲しい。そのような願いを込めて彼はこのようなスピーチをしたのだと思います。

動画はこちらです。