ベンチャーから外資企業へ行く秘訣とは!?採用の決め手になった4つのポイント

投稿日:2016-11-10更新日:2016-11-15

近年、ベンチャー企業に就職し、未来ある企業でファーストキャリアを歩もうという学生が増えています。就職人気企業ランキングにランクインするベンチャー企業もちらほら見られます。

一方で、「グローバル経験を積みたい」、「外資のようなレベルの高い人材とともに働きたい」、「外資系企業で1,000万プレーヤーを目指したい」というニーズがあるのも事実。

ベンチャーから世界的外資系IT企業へ転職

世の中的に、大企業からベンチャー企業へは転職しやすいと言われています。ブランドのある大企業での在籍経験やそこでの実績がある人は、ベンチャーへの転職も比較的上手くいきやすいでしょう。

また大企業は研究開発やマーケティングやPRなどの専門的職種でも高いノウハウを身につけられるため、成長過程の企業で必要とされやすいというのもうなずけます。

しかしその逆パターン、ベンチャー企業から外資系企業への転職というのはあまり聞いたことがないのではないでしょうか。ベンチャー企業から外資系企業へ転職するにはどのような要素が必要なのか。今回編集部は転職の現場で実際のケースをベースにその秘密を探ってみました。

ベンチャーから外資企業に行くのは本当に難しいのか

本当に難しいかというと非常に難しく、転職できる人はごく一部でしょう。外資系企業もリーマン・ショック期や東日本大震災の時期よりも採用枠を増やしているとは言え、採用人数はかなり抑えています。

そんな中採用される人は本当に優秀な人であるというのと同時に、採用されるためのキャリア設計やそれをちゃんとアピールできることが重要になってきます。

新卒でIT系ベンチャー企業に入社し、2年半のキャリアを経て外資系IT企業へ転職したBさんの例を見てみましょう。

ベンチャーから大企業へ転職できた4つの秘訣

大学は海外、ビジネス英語もOK

外資系企業では本国の上司やクライアントとのコミュニケーションで日常的に英語を使う機会が発生します。外資系企業を目指す上で、まず初めの関門と言えます。

Bさんの場合は大学で、アメリカの大学に行っていたため、その辺りは全く問題なかったようです。面接でも面接官で後に上司になるカナダ人の方とすぐ打ち解けられたとか。実際に修飾語も社長の北米視察に付き合い通訳役をこなしたそうです。

留学や日々の勉強により、英語をマスターしておくのはやはり必須のようです。

新卒1年目で新人賞、2年目で営業MVP

Bさんは新卒で入社した会社でB to B営業の仕事を担当していました。

入社当時は専門性の高いITの業界ということもあり、知識不足で苦労しましたが、知識をキャッチアップし、外資系でトップセールスの実績のある人が上司に代わってから開花。課題解決型営業のノウハウを学び、見事1年目の終わりに新人賞、2年目の終わりには営業MVPを獲得しました。

こうした実績が転職の面接でも買われ、圧倒的な成果を出せる人物として、認められたとか。

新卒2年目でマネジメントを経験

外資系企業は一見、専門的なプロフェッショナルスキルが必要とされるように思えます。しかし、Bさんの転職で評価された点は意外にもマネジメント経験でした。

Bさんは新卒2年目のMVP受賞をきっかけに、新人3名、同期1名、30歳オーバーのベテラン2名のチームをマネジメントすることに。年齢もバックグラウンドも異なるメンバーをまとめるのは並大抵な経験ではなかったとのこと。

マネージャー就任初月はBさん含め全員が月数字未達に終わってしまったそうです。チームのモチベーションも下がり、辞職をほのめかすメンバーも。

しかしBさんは、会社とは別にチームのビジョンを明確にし、チームのやる気アップを図ります。また自分が編み出した営業トークをスクリプト化。徐々に数字が上がるように。

そこからベテランメンバーは新人にノウハウを共有する文化ができ始め、就任3ヶ月目の末には連日受注報告が上がるチームになったそうです。見事就任四半期で120%達成を実現しました。

転職先では、そうした実績を評価し、グローバルなメンバー構成でも前職でのマネジメント経験を活かせると評価。採用の決め手に繋がったとのこと。

営業での経験が活きたマーケットの見極め方

Bさんを担当した面接官が重視したポイントとして、BさんがWeb広告マーケットで勝ち抜くための戦略企画で実績を出した経験が大きかったそうです。

Bさんは営業チームのマネージャーに就任した際、商品ラインナップが他社と比較して古かったり、競合と同じような訴求ポイントを行っていたり、拡販戦略を改めて見直す必要ありました。

そこで、Bさんは自身の営業活動やマネジメントの傍ら、営業戦略見直しを行いました。具体的には、改めてペルソナとなるクライアント企業を選定し直し、ペルソナに近しい企業をリストアップ。商品に求める内容をヒアリングしました。そこから得た情報や競合他社の調査データを元に自社の強み弱みを明確化。新たな商品ラインナップを作成しました。

こうしたプロジェクトを本業務と並行して行い、多忙の日々を極めることになりましたが、先の述べた数字達成にはこの戦略見直しも大きく効果があったよう。

当時の面接官曰く、「ペルソナ策定やターゲット選定ができることはビジネスの基本。日本のマーケット戦略を考えてもらう上で必須の能力となるが、彼の実績は任せるに足るものだった」とのこと。営業戦略見直しを書類や面接でアピールできたことが好印象だったそうです。

外資系IT企業への転職できたポイント!職務経歴書はこう書いた

実際にBさんが職務経歴書にまとめたポイントのサマリです。

  <営業実績>
  201×年△月〜下半期営業売上XXXX万円で達成率152%同期4名中1位
    新人賞を獲得
  201×年△月〜上半期営業売上◯億XXXX万円で達成率163%営業部10名中1位
    MVPを獲得

売上実績はわかりやすく金額、達成率、順位をまとめます。

  <マネジメント実績>
  201×年△月〜新人3名、同期1名、30歳オーバーのベテラン2名の5名チームをマネジメント
    四半期でチーム売上目標120%達成

マネジメント実績に関しては、具体的なチーム構成が伝わると、マネジメントの難易度を読み取ってもらいやすいですね。

  <新規商品開発実績>
  201×年△月〜商品ラインナップの見直し
    競合他社分析やクライアント企業ヒアリングを実施
    マネジメント担当チーム以外でも売り上げが前四半期比133%に

Bさんの場合、自らもチームを持っていたので、他チームにも横展開できた意味合いを伝えられるとベターです。

  <ビジネス英語実績>
  201×年△月現職代表の1週間の北米視察に同行
    通訳役を務める商品ラインナップの見直し

おまけとしてBさんが北米視察時に社長の通訳をこなした話。ここは対面のコミュニケーションだけで問題なさそうですが、何かエピソードがあると話のネタとしても良いですね。

今までの実績が明瞭にまとまっており、違う企業での再現性があるように見て取れますね。
これまでどういったプロジェクトや役職を経験したかだけでなく、プロジェクトでの成果プロセスやそれに至るまでどういう課題があるかも記載することが重要です。

みなさんもこちらを参考に外資系企業へのキャリアチェンジを検討してみてはいかがでしょう。
※この作品は実話を元にしたフィクションです。

いかがでしたでしょうか?
以下、実際にどんな外資系企業があるかについて知るためのオススメ記事です。